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3月8日G1JAL女子王座決定戦準優勝戦@津競艇場

 2月23日に開通した新名神。折角できたのだから一度走ってみようと思っていたが、ただ走るだけではもったいない。新名神を利用して果たしてどこへ行こうか、そうおもっているうちに思いついた。「そういえば今年の女子王座は津じゃないのか」と。もちろんこの時期だけに天候は心配していたが、雪の降る気配もなさそうということで決断。もっとも車を使わなかったところで津まで行ってたのには変わりないけど(笑)。

 早朝に出発し、大津SAにて朝食を取る。そして草津JCTからいよいよ新しい高速道路、新名神へ。出来たばかりだからかもしれないが、とても綺麗な道だ。また開放感があって非常に走りやすい。その気持ち良さからついついスピードが出てしまいそうだが、そこは安全運転で。草津から亀山までをショートカットするこの道路で名古屋までの道も大幅に短縮される。大阪からは名古屋より岐阜が遠くなってしまった。また当然の如くカーナビには表示されておらず、カーナビ上は普通の道路から消えてしまう。。そして亀山JCTあたりからまた現われることになる。忍者の里・甲賀を走ってるだけにこれぞ「甲賀忍法・雲隠れの術」か?。

Dscn1515  さて亀山JCTから東名阪・伊勢道に入り、津ICで高速道路を降りる。市街地を通り抜けて走ること15~20分ぐらいだろうか。確かにICからは近いけれども、市街地を突き抜けなければならないのが辛いところだ。そして8時20分頃競艇場に到着。大津SAから1時間と少しぐらいだと思う。神戸を出て休憩時間を除けば2時間半程度で来れたのには少々驚いた。名古屋だけではなく、伊勢方面にも行きやすくなったわけだ。

Dscn1539  津競艇場正門には「JAL女子王座決定戦」と書かれた看板と、スポーツ新聞社の旗が掲げられている。中○スポーツの旗があるのはさすがに東海地区といったところか。9時に指定席入口が開門されて中に入ってみるとびっくり。確かに外側の建物も立派だったけれども中がまるで空港のコンコースみたいな見事な作り。「ここって本当に競艇場なの?。」と一瞬目を疑った。今まで住之江や尼崎、丸亀、江戸川といった昔ながらの競艇場を見てきた私にとっては衝撃的だった。時代の流れなのか建物の中もしっかり分煙化されている。競艇場のイメージを180度覆した、そんな感じがした。

Dscn1518  正面玄関ではイメージキャラクターのツッキーとツッピーがお出迎え。こういう所も何だか他の競艇場と違う感じがした。ここの競艇場は「いかにして若い世代を取り込むか」といったことを色々と考えてるような気がする。確かに昔ながらの雰囲気の方が「いかにも競艇場に来てる」という感じがするのだが、津のような感じだと若い人でも来やすくなると思う。少し中央競馬を意識してるような気もするのだが、ただギャンブルをするというだけでは観客が来ないので、競艇に限らず各公営競技場は色々と試行錯誤をしているようだ。

080308_092201  尼崎や住之江、丸亀には銀行ATMがあったので、津にもあるのではと思い、探してみたらやっぱりありました。「開けてはならないパンドラの箱」が。公営競技場にATMがあるとついお金を引き出して馬券や舟券を購入してしまうので、私の場合はなるべく使わないようにしてる。ただ今回は昨日銀行に行き忘れたので使わざるをえなかった。もちろん使う金額は前もって決めてあるので、それ以上のお金は引き出さなかったけれども。でもまあ、なるべくなら使わないに越したことがない。公営ギャンブルは儲けようと思ってするのではなく、あくまで「たしなむ」程度にしておかないと。

Dscn1521  さて館内を探索してようやく水面に出る。これを見てやっと「ここは競艇場なんだ」とわかったような感じだった。そして競艇場といえばおなじみの選手応援用の断幕。今回は尼崎や住之江の周年記念や近畿ダービー、四国ダービーよりも数が多いような気がした。やはり女子王座はG1といえどもSGのような雰囲気がありそうだ。特に多かったのが横西奏恵選手と浅田千亜希選手のもの。現在女子競艇界を引っ張るこの二人が人気の面でも引っ張ってるようだ。前回四国ダービーの時にも目にした断幕もあって、平山智加の「アドレナ智加リン」もちゃんとあった。

Dscn1530  水面上では選手が朝の練習を始めている。実はこの練習も見逃してはならないポイントだったりする。選手達はここで伸び足や回り足のチェックをしてるので、ここでの気配が実は予想をするにあたって一つ参考になる場合がある。もっともこの後部品やプロペラを交換する場合もあるので最終的にはスタート展示で判断するべきなんだろうけど。もっともそうやって色々と考えても当たらない時は当たらないんだけれどもね(笑)。

Dscn1540  さてイメージキャラクターのツッキーと共に1Rより観戦を始める。ここの競艇場ではチルト3が使えるということで、早速1R6号艇で登場した柳澤千春選手が挑戦(初日も使った)。チルト3を生で見るのは今回初めて。やはり伸び方が全然違う。特に4Rで登場した倉田郁美選手の伸び方は凄かった。普段あまり使うことのない選手でこの迫力だから、阿波勝哉みたいなスペシャリストが使うともっと凄いはず。映像でしか見たことがないので、是非それを生で見てみたいものだ。

Dscn1520  前半の一般戦が終わりいよいよ10Rからお楽しみの準優勝戦が始まった。まず10Rは1号艇の栢場(かやば)優子選手が人気になるも「恐らく荒れるのでは」と思い3号艇の永井聖美選手を本命(別に名前が「まさみ」だからというわけじゃないです、念の為)。しかし結果は人気通り栢場選手がインから押し切った。折り返しの1-3は持ってたが結局3着6号艇の岩崎芳美選手を買ってなかったので抜け目となった。

 そして一番堅いと思った11R。注目は通算1000勝に王手がかかった1号艇の「テラッチ」こと寺田千恵選手。見事にインから逃げて圧勝した。寺田選手、まずは通算1000勝おめでとうございます。これも2号艇の香川は買ってたが3着の三浦は買っておらず、このレースも抜け目。人気対抗の浅田千亜希は沈んで4着。浅田が未だに女子王座を優勝してないのも不思議だが、今回もまた優勝は来年以降にお預けとなった。

 そして今日最大の注目だったのは12R.。6選手のうち長嶋万記を除く5人が歴代女王というまさに「激戦区」。横西・山川・海野・日高・鵜飼の5人で過去20回中10回の優勝をしている。そんなつわもの揃いの中で買ったのは「渦潮の女王」横西奏恵選手だった。シリーズリーダーとして手にした1号艇で、鵜飼の前付けによる深インをものともせず見事な圧勝劇。2着には「艇界のタカラジェンヌ」こと海野ゆかりが入り、3着山川でこのレースは三連単見事に的中。1日通しての収支はマイナスながらも終わりよければ全てよし。横西の圧勝劇とテラッチの1000勝が見れただけでも来た甲斐は十分あった。

080308_165401  今回は準優勝戦とあってイベントホールの「ツッキードーム」では準優勝戦の公開勝利者インタビューが行われていた。栢場・寺田・横西の3選手が出てきて今日の勝利の喜びと明日の優勝戦への意気込みを熱く語ってくれた。特に横西と寺田は今回出場する選手の中でも特に好きな選手だ。強い選手でありながらも偉そうな態度はとったりしない、そういったところが好きな理由の一つだ。どんな競技でも実力があっても態度の悪い選手は誰からも相手にされない。横西と寺田にファンが多いのはやはり選手としての実力はもちろん人間的にも人から好かれるタイプだからと思う。明日はこの二人が優勝戦で激突する。どっちも裏切れないから1-2本線でいくしかないな。そしてヒモ荒れを狙うか。

 全ての競技が終了し、駐車場を出ようとするとやはり出口までは大渋滞。バスや車で行くような競技場に行った時の宿命だからこれは仕方ない。帰りは名阪国道経由で帰ったが、やはり新名神経由よりもはるかに時間がかかるし運転に神経を使う。高速料金は確かに名阪国道経由の方が2千円近く安かったけれども、時間と労力を考えれば決して高くないと思う。

 初めて行った女子王座だけれどもやっぱり面白い。人気のあるレースというのがよくわかる。「男の中の男より女の中の女」というキャッチフレースで行われた本大会だけれども、女子選手同士のバトルというのもなかなか見応えがある。以前は女子選手といえば男子相手には全く歯が立たなかったようだが、最近は横西や寺田のようにSGや記念で好成績を収める選手も増えてきている。それだけに女子戦であっても男女混合の記念レースやSG同様の白熱した戦いが見られるのだろう。来年は尼崎だから是非とも行きたいものだ。

 それとこの津競艇場、なかなか気に入った。機会があればSGや記念レースとかでまた行ってみたい。開放感もあるし雰囲気もいいし、こういう競艇場もあっていいと思う。

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